
一次スクリーニング診断
調節弁メンテナンスサポートシステム PLUG-IN Valstaffに接続されたバルブに対し、異常傾向にあるバルブを抽出する診断です。
プラント内に存在する数百台のバルブの中から、注視すべきバルブとそのコンディションを把握することができます。 下記5種類の診断項目を点数評価し、総合判定結果とレーダーチャートが記載されたサマリーレポートを提出します。
レーダーチャート
- 各種診断項目ごとに判定値結果をレーダーチャートで表示。
- 評価は、「3点満点」で良好な状態を表します。


詳細解析診断
一次スクリーニング診断で把握した異常傾向度が高いバルブや、お客さまご指定のバルブについて詳細な解析を行い、異常状態を具体的に把握する診断です。
対象のバルブに対し、下記について記載された詳細解析レポートをご提出すると共に、必要に応じて報告会を実施し、お客さまのメンテナンス計画をサポートします。

- 異常部位
- 異常開度帯域(形 AVP701/702/703のみ)
- 異常傾向推移
- 異常判定データ
詳細解析レポート(例)


比較検証
バルブは全く同じ仕様であっても、運転条件や流体等によって個々の特性は異なります。 解析診断結果と、バルブ開放点検結果の比較検証を複数回継続することで、バルブ個々の特性を把握します。
標準的な診断では把握が難しい、バルブの個々の特性に応じた診断情報を提供し、より高精度なバルブメンテナンス計画の策定に寄与します。
比較検証
解析診断結果

バルブ開放点検結果

アズビルのバルブメンテナンス
調節弁整備の拠点となるバルブメンテナンスセンターを設置し、専門技術者を配置、最新の設備ならびにメーカーならではの優れた技術とノウハウを基に、高品質かつ高付加価値メンテナンスを提供します。
バルブメンテナンスセンターの特長
- 鹿島営業所、千葉営業所、四日市営業所、水島営業所、香春技術センターの5箇所の当社事業所内に設置され、国内全域のバルブメンテナンスに対応します。
画像
- 当社製・他社製を問わず、高品質な点検・整備や修理を実施します。
- 特定地区で作業が集中する場合には、相互に専門技術者や作業場所・機材を調整して迅速に対応します。
- 当社製ポジショナと診断ソフトウェアにより、バルブの診断と解析を行い、最適な保全計画の提案を行う診断サービスを提供します。
- 国内で提供するソリューションの海外展開のため、専門技術者の育成を目的とした教育を実施します。
PA(プロセスオートメーション)現場からFA(ファクトリーオートメーション)現場まで、調節弁制御・管理に関わるお客さまの現場のあらゆるシーンで、価値向上に貢献する調節弁ソリューションを提供します。 コンサルティングからエンジニアリング、保守・保全業務までを一貫して対応できる当社の強みを活かし、段階的な提案で、お客さまの生産現場の改革・改善を強力に支援します。


バルブメンテナンスセンター整備環境のご紹介





(大型弁の入出荷用クレーン)

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