“自律化システム”が工場全体の生産性を飛躍的に向上、人はより創造的な役割を担いビジネスを加速。
複雑なものづくり現場を熟知したアズビルの豊富な経験と実績に、最新のIoT・ビッグデータ・AI技術を乗ずることで、今まで自動化することが困難とされてきた判断や意思決定までを自ら遂行するモノづくり自律化システムを提供し、飛躍的な生産性向上を実現します。
それにより新製品の早期市場投入やお客さまへの技術サービスの充実など、人はより創造的な役割に注力できるようになります。
アズビルのIoTコンサルティングサービス
アズビルが考える「モノづくり自律化システム」
アズビルは、今日まで培った計測・制御技術とIoT、ビッグデータ、AIを融合、全体最適の視点から、モノづくりを自律的に調整することにより、これまでとは次元が異なる生産性を実現します。
このモノづくり自律化システムは「機械の目」、「機械の知能」、「モノづくりデジタルツイン」、「フィールドX」の4つの要素で構成されます。
「モノづくり自律化システム」を実現する4つの要素
機械の目
状態の可視化/異常予兆検知/予測
設備の状態、品質、効率など従来方法では直接計測できないものをビッグデータやAIを駆使し、リアルタイムに可視化します。 また、予測や異常予兆検知を行い先回りのアクションを促します。
機械の知能
予防/回復/修正操作
経済性を考慮した最適生産スケジューリング、生産状況に応じた自律的回復操作、品質維持のための修正動作、設備保守の最適タイミングの提案など、ものづくりの様々な場面で意思決定を自動化します。
ものづくりデジタルツイン
デジタル基盤
生産、品質、設備、在庫、デリバリ、エネルギー、環境等あらゆる情報をフラットにデジタル化するとともに工場全体の状況を可視化します。集約されたビッグデータは機械の目、機械の知能のINPUTとして活用されます。
フィールドX
人とロボットの協調
自動化から取り残されたフィールド作業をAI技術や人協調型ロボットにより変革、少人化を推進します。
新次元の生産性を実現するアズビルの製品 & ソリューション
アズビルは、AI・IoTといった最新技術やこれまでに培った様々な知見・ノウハウを活用して、お客さまの飛躍的な生産性向上をサポートします。
BiG EYES™
人工知能(AI)がビッグデータから正常な振舞いを学習、微細な変化を捉え、“いつもと違う”を素早く検知。トラブルを未然に防ぐことで安定生産に貢献します。また、設備管理(CBM)と、品質管理、エネルギー・環境管理の革新につなげます。
バーチャルセンサー
製造プロセスにおける品質指標など、直接計測することが困難な対象を、関連する様々な製造データからモデリング/推定技術を駆使しリアルタイムに可視化します。
工程リードタイムの短縮や品質管理業務の合理化に寄与します。
Smart Planner
AIが順序や割り当ての最適解を導き出すことにより、段取り時間やロスを最小化するとともに突発的な計画変更に迅速に対応できます。属人化を解消し、働き方改革を推進します。
IoTコンサルティング
工場システムのグランドデザインを策定します。現状分析から、計画・手段の立案まで支援します。また、アズビルが長年培った技術にIoTやビッグデータ、AIなどの新しい技術を掛け合わせ、新次元の生産性を実現するモノづくり自律化システムを提案します。
IoT技術交流会(マネージメント層向け)
生産・技術部門責任者を始めとする製造業の皆様とのディスカッションを通じて、企業競争力強化の鍵として、今や不可欠ともいえるIoT技術を活用し、お客さまのモノづくりビジネスの革新と創造のロードマップを協働で作ります。
ユーザーミーティング
2015年に販売開始したオンライン異常予兆検知システム「BiG EYES™」ユーザが参加することができるユーザ会を実施しています。手に入れた最先端技術のさらなる活用に向けた情報交換の場となっています。
BiG EYES™を導入したプラントが「レスポンシブル・ケア大賞」を受賞
当社のオンライン異常予兆検知システム「BiG EYES™」を導入・活用いただいている花王株式会社和歌山工場が、日本化学工業協会「レスポンシブル・ケア大賞」を受賞
実績・事例
日本製紙石巻エネルギーセンター株式会社 石巻雲雀野発電所場
安定した稼働が求められる発電プラントをAIを活用した異常予兆検知システムが支える。