SORTiAーMPCは、多変数モデル予測制御パッケージであり、SORTiAの中核に位置しています。
構成要素
SORTiA-MPCは、オフライン設計ツール、オンラインモジュール、標準運転操作画面から構成されます。
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オフライン設計ツール
モデル同定・ツール
ステップテストデータを基に、モデリングを行い、コントローラで使用するモデルを構築するツールです。
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シミュレーション・ツール
オンラインモジュールで使用するモデルと仮想プラントを用いてシミュレーションを行うツールです。
主にチューニングの初期値を決める、コントローラの挙動解析をする等に使用します。
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コンフィギュレーション・ツール
オンラインモジュールのタグを自動生成するための設定ファイルを生成するなど、エンジニアリングの効率化をはかるツールです。
オンラインモジュール
制御・最適化エンジン
最適化制御演算を行うエンジンです。
入出力チェックモジュール
CVの上下限異常、変化率異常、フリーズエラーなどの入力バリディティ・チェックを行う機能、フィルタリング処理を行う機能、及びMVの出力チェックを行う機能を有します。
標準運転操作画面
制御強さの調整用にスライダーを用意しております。これにより、見通しよく調整でき、パフォーマンスの目安としても活用いただけます。
過去の指定した時刻のプロセスデータ及びチューニング情報を画面上に再現することができます。この機能により挙動解析においても有効活用していただけます。
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システム構成
サーバ :最適制御解を導出するSORTiA-MPCのエンジン
クライアント :運転監視、操作、チューニング、コントローラのパフォーマンス
監視、モデル同定、シミュレーション機能
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