一般産業用途における熱式の質量流量計の用途・利点について解説します。
1. 工業ガスの課別流量管理、費用配賦
工業ガスのコストは一般に数十円/m3と高価であり、課別やライン別に原単位把握を行なったり
費用配賦そのものを行なうことで、製造現場のコスト意識向上をはかる必要があります。
また、末端においては適正使用量管理や漏れ把握を行なうことで使用量の削減につなげることができます。
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2. 燃料ガスのエネルギー管理
燃料のガス転換により求められる使用量の原単位把握用途 質量流量測定により正確なエネルギー量の把握が可能です。
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3. ロウ付け・ガラス加工バーナ空燃比制御
シビアな熱量調整が必要とされるロウ付けやガラス加工バーナにおいて、熱量一定化に不可欠な温度や圧力を加味した一定の質量流量を供給することで、品質向上と省エネルギーを実現します。
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