
SORTiA Intelligent Model Builder(SORTiA-IMB)は、SORTiA-MPCが導入された環境を対象としたモデル更新構築支援機能です。
構成要素
SORTiA-IMBは、設定ツール,オンラインモデル推定ロジック,モニタリングツールから構成されます 。
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SORTiA-IMBの構成モジュール
1)設定ツール:
制御に使用中のオンラインモデルファイルを読み込み、オンラインモデル推定ロジックを実行する為の各種設定を行います。
2)オンラインモデル推定ロジック:
設定ツールの設定を基に、ePREXION連続ヒストリデータベースにアクセスして、操業中のデータを使って定期的にモデル
推定を行います。
3)モニタリングツール:
オンラインモデル推定ロジックの実行結果は、モニタリングツール画面の表示を更新することにより確認が可能です。
また、ユーザーはその摂家を確認して、必要に応じて更新したオンラインモデルファイルを取得することが出来ます。
※モニタリングツール機能
メイン画面 | 画像
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各コントローラについて、更新推奨通知と適用状況を表示します。 更新推奨時のみ「サブモデル選択画面」を開く【詳細】ボタンを表示します。 | |
サブモデル 選択画面 | 画像
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マトリックスから、どのサブモデル詳細情報を表示するか選択します。 | |
サブモデル 詳細画面 | 画像
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指定されたパラメータの信頼性を、各パラメータの事後分布分散比較評価*1、 二乗和誤差評価*2、変動範囲評価*3の指標で判定します。 本画面で、オペレータがモデル更新すべきか判断します。 |
*1事後分布分散比較評価:
推定モデルの各パラメータ分散を基に、同モデルの推定結果の信頼性を評価します。
*2二乗和誤差評価:
現在適用中のサブモデルの予測値と実績値の二乗和誤差を、推定サブモデルの精度を評価します。
*3変動範囲評価:
推定パラメータが前回の推定値からどれだけ変動したか、に基づいてその信頼性を評価します。
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