長期エネルギー需給見通し、エネマネ事業者によるエネルギー使用合理化補助金申請、エネルギー使用合理化補助金の活用事例など、工場の省エネルギーにおいて最も注目されているキーワードを軸に、各分野の専門家によるセミナーを開催。
講演1 長期エネルギー需給に関する政策及び各種補助金の動向
スピーカー
一般財団法人 省エネルギーセンター
大國 浩太郎様
概要
日本は、世界でも高レベルの省エネルギー水準と経済成長を両立しています。
今後も「長期エネルギー需給見通し」に基づき、2030年度には、最終エネルギー消費において約5,030万klの省エネルギーを達成して行く必要があります。
これを達成するための助成措置として、各種補助金(エネルギー使用合理化等事業者支援補助金等)動向について講演いただきました。
今後のキーとなるエネルギー革新戦略として、革新的なエネルギーマネジメントを使用した「原単位改善」、「エネルギー管理単位の拡大」、「サードパーティーの活用」についての説明がありました。
参加者の声
- 補助金の制度について、気になっていた今後の展望を聞くことが出来て良かった。
- 国、行政の方向性を聞くことが出来たので、自社の省エネへの取組みとリンクしていきたい。
講演2 エネマネ事業者によるエネルギー使用合理化補助金申請
スピーカー
アズビル株式会社
赤堀 好昭
概要
エネルギー使用合理化補助金(エネ合)の活用において、エネマネ事業者を活用することで補助率は1/3以内から1/2以内にアップします。そのための条件や考え方を紹介しました。
エネマネ事業者でもあるアズビルは、大規模工場分野において、3年連続で計10件の採用実績※を
持っています。
これら実績を踏まえた事例紹介を交えながら、現在、補助率1/3以内で設備更新をご検討されているお客さまや、初めて補助金の活用をご検討のお客さまに、エネマネ事業者の活用方法を分かりやすくご説明しました。
※ 当社調べ
参加者の声
- エネマネ事業者を採用すると、補助率が1/3以内から1/2以内になることを初めて知った。今後、補助金活用を検討していきたい。
- エネマネ事業者と一緒に補助金を申請する場合、どの程度の事業規模感やエネルギーの削減量が必要なのかが理解できた。
- 設備の更新を検討しているので、アズビルに個別に相談したい。
講演3 エネルギー使用合理化補助金の活用事例ご紹介
スピーカー
新東海製紙株式会社
牧田 陽介様
概要
2014年度、エネルギー使用合理化等事業者支援補助金において、エネマネ事業者を活用してEMS
を実施し規定の削減を行うことにより補助率が1/3から1/2になる旨の改訂が行われました。
新東海製紙株式会社(特種東海製紙グループ)様は、その改定情報を的確に捉え、2014年度のエネ
合の公募時に、いち早くエネマネ事業者を活用されています。エネマネ活用のパイオニアとして、申請までの経緯、判断要素、苦労話などを、実際の体験を踏まえて講演されました。
参加者の声
- 補助金活用者の「生の声」が聞けたのは、良かった。
- 補助金の活用でのキーポイントや苦労話など他では聞けない内容を聞くことができ、非常にためになった。
- 自社の検討している設備と良く似ていたので、非常に勉強になった。
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