「もしも」のときに頼れる一台。
被害推定計測で、工場、建物の安全・安心を実現します。
- 小型/軽量/低コスト
- 高機能 & 高信頼性
- 地震パッケージによる、地震情報の一元化
製品特長
小型、軽量、低コスト
小型サーボ型加速度センサと演算部を一体化することにより小型・軽量化、低コスト化を実現します。
センサ本体から直接演算結果を出力できます。
高機能
豊富な演算機能
合成加速度(2軸もしくは3軸)の他、SI値、計測震度相当値、および液状化検知を演算・出力が可能です。
アプリケーションに応じた多彩な出力を装備
アナログ出力2点(合成加速度・SI値・計測震度相当値から選択)、接点出力3点(感震出力)、通信(RS-485)を標準装備しています。
※通信は当社指定の表示器およびソフトウェアのみ対応
波形記録機能を搭載
設定された条件を満たした場合、自動的に波形を記録します。 また、波形データを分析することで今後の対策に役立てることができます。
パソコンローダで簡単設定
パソコンローダにて各種設定や波形データなどの収集が簡単にできます。
高信頼
自己診断機能
メモリ等の自己診断を常時行い、異常時には重故障・軽故障出力が動作します。 また、パソコンローダからの命令により加速度センサを強制的に動かし異常をチェックできます。
誤動作抑止機能
加速度センサと演算部を一体化させたことにより、ハード面で耐ノイズ性を向上します。 ソフトウェア面で衝撃などのノイズを検知した場合、出力を一旦停止し、ノイズ検知信号を出力します。
防爆エリアにも設置可能
耐圧防爆構造(TIIS認定)と耐環境性(IP67)により、過酷な環境下でも高い信頼性を保ちます。
SI値とは
地震の大きさを示す指標には、体感的なものには“震度”、測定値には“加速度”が用いられます。しかし、この加速度(最大加速度)や震度と地震による被害との間には、明確な相関が無いため、計測されたデータをどのように読み取るかが困難でした。 SI値とは“地震によって一般的な建物にどの程度の被害が生じるか”を数値化したものです。地震によって発生した加速度を入力して応答解析を行い、特定の固有周期範囲について速度応答の平均値を求めることで、地震による建物被害を検出することができます。
SI値を求めるための式[SI値計算式]
Sv:速度応答スペクトル
T:周期
h:減衰定数
■ SI値と最大加速度との関係
[補足説明] SI値および加速度の単位は下記のようになります。
SI値の単位: kine = cm/s
加速度の単位: Gal = cm/s2
地震センサパッケージのご提案
地震センサパッケージによる、地震情報の一元化
設定、監視をソフトレスで実現
形 SES70の各種設定や地震発生時表示、履歴、震度・SI値表示に至るまで、ソフトレスで実現します。 プログラマブル表示器の画面作成や動作プログラムは必要ありません。
サブモニタによる遠隔モニタ表示
プログラマブル表示器をさらに1台接続し、サブモニタとして利用すれば、遠隔地でのモニタが可能です。 ビルのフロア別や守衛所でのモニタリングを容易に実現します。
積層表示灯による状態表示
プログラマブル表示器に積層表示灯を接続することで、地震発生時の外部警告表示をソフトレスで実現します。 また、表示灯は、プログラマブル表示器に接続するだけで使用できます。
メールによる地震発生通知
専用のパッケージソフトを使用することで、メールによる地震発生時の通報システムを容易に実現できます。
最大接続時(3台)も同時に状態表示
プログラマブル表示器には、最大3台までの形 SES70を接続できます。最新の地震記録は3台同時に表示します。
地震発生時データのプリント出力
サーマルプリンタを接続することで、地震発生時の計測データや地震履歴をプリントアウトすることができます。 地震の管理記録を容易に実現します。
出力ユニットによるDO出力(16点)
プログラマブル表示器に出力ユニットを接続することで、外部装置に対し地震計測レベルの出力が可能です。 また、放送設備などと容易に接続できます。
形 SES70の異常発生、HELPもサポート
形 SES70のセンサ異常時も確実に表示します。異常内容の詳細や対処方法の表示も行うので安心です。
制御機器に関するお問い合わせ
コンタクトセンター
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